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皆さんはコーヒーと聞くと茶色もしくは黒い液体を想像するのではないでしょうか。
今回は、それ以外の色のコーヒーを提供するお店。
創業当初(1964年)から「琥珀色の珈琲」を出すお店「珈琲 アロー」を紹介させていただきたいと思います。
実は僕が初めてお店に訪れたのが2020年1月なのですが、店主さんのブログによると、あの有名なタ〇リさんも同1月に訪れていたそうです。
https://ameblo.jp/kohakustory/entry-12566874957.html
味については、
と表現されていたようです。
それでは、紹介させていただきます。
珈琲アローとは
場所は熊本県熊本市中央区花畑町にあります。
オープンしたのは東京五輪翌月の1964年11月~創業当時からメニューは「琥珀色の珈琲」のみで勝負しているそうです。
公式のウェブサイト(https://www.coffee-arrow.jp/)が出来ていたので、こちらにある写真ギャラリーも店内の雰囲気を参考にするのに良いかと思います。
元号は令和になりましたが、店内は昭和の香りが残る4坪半くらいの広さです。
カウンター越しから、蝶ネクタイにベスト姿の似合う店主の八井さんが迎えてくれます。
「どちらからですか?」と優しい笑顔で聞いてくれます。メニューは「琥珀色の珈琲」のみなので必要ありません。
琥珀色の珈琲とは
厳選した豆を焦がすことなく丁寧に焙煎し、大量の焙煎豆から珈琲豆本来が持つ、いい成分だけをネルドリップで抽出して生まれる一杯です。
写真を見て頂いてわかる通り、確かに「琥珀色」のコーヒーです。
味はというと、焙煎は超浅いはずなのに酸味が全くなく、麦茶のような香ばしさで甘みも感じる不思議な味。
今までのコーヒーの概念が変わる一杯で、胃にももたれなそうなので、思わずおかわりをしてしまいました。
一杯500円なので、二杯のんでも1000円です。
店主の八井さん曰く、「普通のコーヒーが何杯も飲めないのは焙煎しすぎた成分で胃がもたれるから」との事。
最近は国外問わずお客さんが琥珀色の珈琲を求めて訪れるそうです。
オンラインで豆の購入も可能に
2020年5月19日時点の情報ですが、21日より店頭でのコーヒー豆の販売のみ行われるそうです。
営業時間は午前11時から午後6時まで。マスク着用でのご来店をお願いしますとの事です。
毎月50袋限定との事ですが、コーヒー豆の販売もオンラインで始められているようです。
価格は1袋500グラム入り5000円(税込み・送料別)です。
https://coffee-arrow.shop/items/5db2cf8e220e75323a6c4cad
まとめ
いかがだったでしょうか?
コーヒーと認められず、仕入れた豆のほとんどは捨てたりし、苦労された時代もあったと伺いました。
それでも、50年以上自分の生み出すコーヒーを信じて、コーヒー1本で勝負してきた唯一無二のお店。
三島由紀夫をはじめ、数々のコーヒー嫌いの方をも虜にしてきたそうです。
現在は豆販売のみとなっていますが、店内でコーヒー提供が再開されたら、また是非行ってみたいお店の一つです。
決して安くはないコーヒー豆だと思いますが、個人的にはこのようなお店を知らないので唯一無二のコーヒー豆だと思います。
日本に住んでいる方は、この機会にぜひオンラインでコーヒー豆の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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