シンガポール生活

シンガポールで住み込みメイドさんを雇ってみた

⌛この記事を読むのに必要な時間は約7分1秒です。

目次
①メイドさん探し
②雇うまでの流れ(雇用者オリエンテーション受講→面接→契約)
③ハウスルール設定
④毎月かかる費用(給与・食事・Levy)と初期費用
⑤雇ってみた感想

最近日本に一時帰国した際に、友人や会社の人といろいろ話していると、住み込みメイドさんとの同居生活、費用など皆さん結構興味深く聞いてくれて、あまりネット上にも情報がない事なので、これからシンガポールでメイドさんを雇ってみたいと思う方たちの参考になればと思い、記事にまとめようと思いました。参考になれば幸いです。

メイドさん探し

僕たち夫婦はシンガポールでお互いフルタイムの共働きをしています。妻が日本で出産し生後2か月の子供をシンガポールに連れてきて、その1か月半後から妻が職場復帰と想定していたので、いろいろと悩んだ結果、住み込みメイドさんを雇おうという結論に至りました。

メイドさんの雇用に関しては初めての経験だったので、同僚や友人からいろんなメイドエージェント(例:https://apac.netmaid.com.sg/page/home)を紹介してもらっていたので、妻と子供がシンガポールに来てから、一緒に面接をした方が良いという風に当初は考えていました。それが、たまたまシンガポール掲示板でみつけた日本人家庭からのトランスファーメイドさんを発見したので、軽い気持ちで応募して一回面接に来てもらったら結構いい感じの人だと思ったので結果的にそのメイドさんを選択する事になりました。

なので、我が家はいろんなメイドエージェントで複数のメイドさんと面接して比較して決めていないので、メイドさん選びに関しては完全に一発勝負フィーリングのため、あまり参考にならないかもしれません。

ちなみにシンガポールでメイドエージェントは2000近くあるようです。
参照:https://www.helperchoice.com/singapore/agency-fee-for-domestic-helperc


次に

雇うまでの流れ

1)雇用者オリエンテーション(Employers' Orientation Programme)

新規にメイドさんを雇用する場合は、政府が開催している雇用者のためのオリエンテーション(2~3時間)への参加が義務付けられています。

Employers' Orientation Programme (EOP) 
https://www.mom.gov.sg/passes-and-permits/work-permit-for-foreign-domestic-worker/eligibility-and-requirements/employers-orientation-programme-eop

MOMの上記サイトから申し込み可能です。
オンラインでも受講可能のよう(費用は46SGD)ですが、オリエンテーションの雰囲気や参加者の質疑応答等も気になったので、自分はSingapore Polytechnicまで受講しに行きました。
この講習会後にMOMから「CERTIFICATE OF ATTENDANCE」という証明書を発行してもらいます。これがないとメイドさんを雇う資格がないため、まずはこの証明書を取得することが第一ステップとなります。

2)メイドさんとの面接

当時の雇用主さんと面接の日時のやり取りをメールで行い、僕の場合はメイドさん本人に自分の働く場所の雰囲気も見てもらいたいと思い、我が家で面接を実施しました。
当時、妻はまだ日本に居たので妻にはSkypeで面接に参加してもらい、最終的に当時の雇用主さんから雇用したいかの意思確認がありました。直接電話をして雇用主視点での質問事項やメイドさんに対しての感想、勤務開始日についてのリクエストをした後に、雇いたい意思の連絡を行いました。幸いメイドさんの方からも働きたいという返事をもらって、お互いの合意を得ました。

3)契約

当時の雇用主さんと勤務開始日の調整を行い、メイドエージェントに一緒に「トランスファー」契約をしに行ってくれるという事で雇用主さんとも初対面。とても親切な方でその雇用主さんのハウスルール情報も頂きました。
メイドエージェントからいろいろな説明を受けて、勤務開始日の確定を行いました。スケジュールは下記の通りで、初めてメイドエージェントに行ってから約1か月半くらいで、雇用スタート。雇用開始日にもう一度メイドエージェントに伺いメイドさんを迎えに行きました。

契約日→約2週間後に妻と子供が来星→約1か月後にメイドさん勤務開始。

 

まとめると

オリエンテーション受講→面接→契約 という流れとなります。
*オリエンテーション受講は勤務開始日までに受講でも問題ないと思います。

ハウスルール

1)勤務時間:0630~2130(月~土) *日曜休みの週休1日制
シンガポールの祝日は関係なく、本人の誕生日、クリスチャンなのでクリスマスが基本的には祝日扱い。休日の門限は19時としています。

2)子供の世話が最優先
月~土までのざっくりとした掃除、洗濯、食事、子供の世話、シャワー時間、就寝時間などを表にしています。ただし、子供の世話が最優先で掃除などできない箇所があった場合は致し方ないという事にしてます。今のところ、すべて指示通りにやってくれています。

3)業務上注意事項
子供をたたかない、頭や首をゆらさない、怒らない
子供の世話中は携帯使用厳禁、子供が寝ている間は静かにする等など結構細かく設定しているので、また気がむいたら別noteで書いてみようと思います。

毎月かかる費用と初期費用

結論から言うと、我が家は約1,000SGD/月です(=約8万円)。
初期費用としては、4)5)=計920SGDかかりました。
ブレークダウンは以下の通り。

1)給料(食費込み)
670SGD(=約53,600円)
我が家では、前のご家庭の給与体系の流れを踏襲。
*夜ごはん代は大人3人分の食費を別途管理しているので除く。
ちなみに夜ごはん代は特に上限決めてないけど大人3人分で約300SGD/月で結果的にやりくりしてもらっていました。

2)メイド税(Foreign Worker Levy)
300SGD(=約24,000円)
メイドの雇用者にはForeign Worker Levyと呼ばれるメイド税が毎月課せられます。2019年4月1日から300SGD(それまでは265SGD)に値上がりした模様。

3)定期健康検診費用(+医療費)
26SGD/回×2回=52SGD/年(=約4160円/年≒346円/月)
メイドさんには年2回の定期健康検診が義務付けれていて、これは主に妊娠や性病のチェックをする検診でこの定期検診費用も雇用主負担となります。
いまのところ病気もなく元気に働いてくれてるので医療費は0です。

4)エージェントへの手数料(保険料その他かかる費用含む)
888SGD(=約71,000円)
エージェントによって変わると思うけど我が家はフィリピン人メイドさんでTransferだったので、添付写真の初期手数料も半額(988→500SGD)となりました。メイドさんの一般的な給料やReplacement Feeも国籍によって変わるようです。

フィリピン人 > インドネシア人 > ミャンマー人

画像1

 

5)オリエンテーション費用
34.5SGD(=約2760円)
前述の雇用の第一ステップであるオリエンテーション受講費用です。

6)その他

・生活必需品(歯ブラシ、シャンプー等):数十SGD?
一緒に購入してるので細かくはみてません。
・リプレイスメント費用:270SGD(6か月以内、フィリピン人の場合)
・交通費:ゼロ
買い物は基本的に歩いていける距離の場所で任せています。
・PLACEMENT FEE
メイドさんが自国にいる場合は呼び寄せる必要があるようで、こちらの費用に関しては各エージェントに確認の必要がありそうです。

⑤雇ってみた感想

雇ってみて半年経っていませんが、正直メイドさんの居ない生活は考えらないです。ごはんはこちらの要望の味付けで日本食も積極的に作ろうとしてくれるし、部屋はいつもきれいだし、何より子供が懐いてくれているのでとても助かっています。
僕が出張の多い仕事なので、妻の話し相手役にもなってくれて関係性も良好なので、大満足です。
そして個人的にはこの金額でこのパフォーマンスは安いと思います。

一応参考までに詳細を書いておきます。

1)メイドさんのスペック
・フィリピン人、43歳、子供4人
・シンガポールでメイドさん経験約2年(シンガポール家庭、日本人家庭の経験あり)
・少しなまりがあるが英語での会話問題なし
・クリスチャン
2)食事
前述のとおり、味付けは要望通りやレシピに沿って作ってくれるので美味しいです。我が家では基本夜ご飯のみ、毎日2品作ってもらう事にしています。食事は先に僕たちが食べてその間に子供の世話をしてもらっているので食卓は一緒に囲んでいません。お米は日本米を使ってくれ、冷凍したものを電子レンジでチンして食べる事が多いです。
買い物は土曜日にまとめ買いで、節約も心掛けてくれているので、エンゲル係数はメイドさんが来てからかなり低くなりました。

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3)勤務態度
指示した事はすべてきちんとやってくれます。
逆に指示しないと何をしていいのかわからないので、特に子供の世話については時間単位でこういう事してほしいという要望にしています。
また日曜休みですが、休みなのでゆっくりしていいと言っても、朝は洗濯してくれたり、帰ってきて洗い物があったりするとやってくれたり、子供の世話も見てくれます。
非常に真面目な印象ですが、門限に2度ほど大幅に遅れて帰ってきた事があったので、門限を20時→19時にしました。
会社の同僚は半年で3回もメイドさんをチェンジしてたので、たぶんめちゃくちゃ当たりなメイドさんなんだと思います(数か月後に態度が急変してたら面白いですが)。

ちなみに勤務中は添付の360°回転カメラで監視しています。
携帯のアプリと連動させて会話も録音も可能です。
シムリムセンターで100SGDくらいだったと記憶してます。

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4)同居生活について

部屋は1室提供しています。シンガポールのコンドの部屋にはほぼ全てボムシェルターがあると聞いた事があり、我が家にもシェルターがあります。住み込みメイドさんには窓無しシェルターで生活してもらってるケースが多いと聞きますが、我が家のシェルターは荷物でいっぱいなのと、メイドさんの部屋にも荷物をたくさん置かしてもらうようにしてるので、物置き兼部屋みたいな感じで提供しています。たぶん窓無しシェルターよりは断然快適だと思います。

他人と一緒に住むのはかなり抵抗があったけど、一旦慣れてしまうと全く気にならなくなりました。居て欲しい時に存在感を出してくれるし、たまに気配を消してくれるので、もしかしたら念使いなのかもしれません。

終わり

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